塗装工事には大きく「外壁塗装」と「屋根塗装」の2つの工事に分かれます。外壁や屋根の種類などによって塗装が必要かどうかは異なりますが
この記事では、どちらも同時に施工するメリット・デメリットなどをご紹介します。
■同時に塗装を行うメリット
屋根と外壁の同時塗装には3つのメリットがあります。
【メリット01】工期が短くなる
外部塗装工事は通常であれば塗装前に足場設置や養生などの仮設工事が必要となります。
しかし、屋根と外壁の同時塗装であれば作業が1回で済みますので工期は屋根と外壁をそれぞれ別々に行うよりも短く済みます。
【メリット02】費用が安くなる
理由としては、塗装の際に必要な足場の設置が1回で済むためです。屋根塗装で一度足場を設置し、また違う時期に外壁の塗装も必要になった際にもう一度足場を設置するとしたら、
当然2回分の設置費用が掛かりますので、同時に塗装工事を行う方が費用を安く抑えられる事ができます。
【メリット03】塗料の色選び・デザインに統一感を出しやすい
外壁や屋根、どちらか一方を塗装する場合、既存色に合わせて色選びをしなければなりません。
もちろん別々に施工した場合に統一感が出ないのかということではありませんが、
屋根・外壁同時塗装であれば色を自由に組み合わせることができるため色選びが楽になったり、デザインに統一感を出しやすいというメリットがあります。
■同時に塗装を行うデメリット
屋根・外壁同時塗装によるメリットは大きいですが、同様にデメリットもありますので以下の内容に気を付けましょう。
【デメリット01】工期が長くなる
同時に施工する場合、塗装を行う面積が広い分工期は若干長くなります。長くなるといっても数日の違いですが、
長期間足場が設置されて近隣への騒音の配慮など、少し気を使わなければならない場面が増えることが予想されます。
【デメリット02】費用が高くなる
屋根と外壁の同時塗装は塗布面積が大きくなりますので、工事全体の費用は高くなります。
しかし、足場代や仮設工事や諸費用などを含めた場合はトータル費用としては安く抑えられます。
【デメリット03】業者選びが難しい
屋根と外壁どちらも施工できるといっている業者の中には、外壁も屋根もしっかりと実績がある業者以外、
普段は外壁をやっていて屋根も一応は対応できるという業者、ほとんど外壁しかやったことがなく屋根の知識はあまりないという業者など
様々なタイプが考えられますので、同時施工するためには当然業者選びは慎重に行う必要があります。
■まとめ
屋根・外壁どちらかが塗装不要な状況で同時塗装することに、迷いがでることもあると思いますが
費用面やトータルの工事期間を考えるとやはり、屋根と外壁は同時施工するのがベストと言えます。
同時施工の業者選びの際には、必ず複数業者に依頼して、実績や見積もり額などを確認するようにしましょう。
LSコートでは、屋根塗装も外壁塗装も豊富な実績がありますので、業者選びについてお困りのことがありましたら
いつでもお気軽にお問い合わせください。